2014年10月10日金曜日

QZSSスクランブル データフォーマット


GPS QZSSロボットカーコンテスト 競技概要:

衛星測位しながら自立走行する自作のロボットカーで競技する。以下の2種類の競技を行う。
競技1、競技2のどちらか一方、もしくは両方に参加することができる。

競技1(ダブルパイロンレース):2つのWaypoint(パイロン)を周回することにより得られるポイントを競う

競技2(QZSSスクランブル):準天頂衛星システム(QZSS)の簡易メッセージ(災危通報)で指定されたルートを走行し、走行時間の短さを競う 。(←2014年度からの新ルール)


      簡易メッセージを受信した例:NMEAフォーマットの$QZQSM で送信されます。
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$GNRMC,073412.00,A,3228.5330,N,13036.4010,E,0.0,19.3,240914,,,D*7B
$GNVTG,19.3,T,,M,0.0,N,0.0,K,D*2D
$GPZDA,073412.00,24,09,2014,,*6D
$GPQSA,A,3,06,193,23,10,13,12,05,02,17,,,,1.9,1.1,1.5*15
$QZQSA,A,3,01,,,,,,,,,,,,1.9,1.1,1.5*35
$QZQSM,55,C6C407DE0207030703030101050706020205000000000000000000001BAD358*08
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$QZQSM,55,C6C407DEまでは共通、その後の0207以降がロボットの番号やメッシュデータと行き先を表しています。(C6が共通じゃない。2014/10/14修正)
C407DEは、C4がメッセージタイプ(ID:196)、7DEが今年のロボットカーコンテストの固有の番号(ID:2014)となっている。(2014/10/31 追加)
最後の1BAD358*08は調整用のメッセージおよびパリティです。 

解析例は、次の通りです。
02:指令をうけとるロボットの番号
07:緯度方向のユニット分割数、
03:ユニット間隔[m]
07:経度方向のユニットの分割数、
03:ユニット間隔[m]
03:目標ターゲット数
0101:スタートユニット位置 (1,1)
0507: 第一ターゲットの場所(スタート位置から北に5マス目と東に7マス目)
0602: 第2ターゲットの場所(北に6マス目と東に2マス目)
0205: 第3ターゲットの場所(北に2マス目と東に5マス目)

提供されるデータはすべてASCIIのテキストデータです。

データフォーマット例を示したpdfファイルver5は、
$QZQSM,55,53,C407ED02.....  と53 とC4の間にカンマが入っていますが、

今回使用する受信機のQZPODが出力するデータは、
$QZQSM,55,53C407ED02.....  とカンマが入りません。

またこの53は、 災危メッセージの212bitsの前に付加されます。

プリアンブル 8bit   メッセージに関わらず3パターンが繰返し
    従い パターンA  01010011    53
                 パターンB  10011010    9A

                 パターンC  11000110    C6   が使われます。






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